富士市の整骨院が実践する治療方針|モノ・カラダ・プランの考え方

こんにちは、富士市でスポーツに特化した整骨院、神尾鍼灸整骨院です。

当院では、ケガや慢性的な痛みに対して「モノ」「カラダ」「プラン」の3つの視点から根本的な原因を考え、患者さま一人ひとりに合った施術プランを提供しています。今回は、その基本方針である「モノカラダプラン」について詳しくご紹介します。


📑 目次

  1. モノカラダプランとは?
  2. モノの視点|足元・道具の最適化
  3. カラダの視点|身体機能と全身バランスの改善
  4. プランの視点|復帰までの明確な道筋
  5. まとめ|神尾鍼灸整骨院の治療方針

1️⃣ モノカラダプランとは?

「モノ・カラダ・プラン」とは、ケガや痛みの原因を「道具」「身体の状態」「行動計画」の3つの側面から捉え、それぞれに適切なアプローチを行うことで早期回復と再発予防を目指す考え方です。

私たちは、ケガや不調の多くがこの3つのうちのどこかに問題があると考えています。そして、その問題を明確にすることで、患者さま自身が身体を正しく理解し、自ら主体的に行動するきっかけにもなります。

この考えは、近年注目されている「PEACE & LOVE」の “Education(教育)” にも通じ、患者教育の一環として非常に有効だと考えています。

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2️⃣ モノの視点|足元・道具の最適化

モノとは、靴やインソール、スパイク、競技道具などの「外から身につけるもの」を指します。

✅ 代表的な問題

  • サイズや幅が合っていない靴・スパイク
  • 合わないインソールの使用
  • 道具の使い方が誤っている、または状態が悪い

これらの問題は、歩き方の崩れなどにより外反母趾・足底腱膜炎・シンスプリント・膝痛・腰痛など、下肢を中心とした障害につながることがあります。

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✅ 正しい靴選びとインソールの関係

よく「オーダーメイドインソール」と言われますが、いくら足に合わせたインソールを作っても、実際にそのインソールを入れる靴のサイズが足に合っていなければ、本来の機能は引き出せません

当院では、足長・足幅・周径(ウィズサイズ)を計測し、足に合ったシューズを選んでいただいたうえで、医療用矯正インソール「フォームソティックス・メディカル」を作成しています

正しい靴と正しいインソールを組み合わせることで、足元から全身のバランスを整え、パフォーマンス向上やケガの予防につながります。

神尾鍼灸整骨院ではサイズにあったシューズを探すことが可能です。シンスプリントや足底筋膜炎、膝周りの痛み(オスグッド、ジャンパー膝、ランナー膝等)のお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください!


3️⃣ カラダの視点|身体機能と全身バランスの改善

カラダとは、筋肉・関節・姿勢・柔軟性・体の使い方など、身体自体の状態や動かし方のことです。

✅ 代表的な問題

  • 筋肉の硬さや左右差
  • 不適切なフォームによる動作不良
  • 姿勢不良、筋力低下
  • 組織損傷等(靭帯損傷、骨折、打撲など)

このような問題があると、一部の部位に負担が集中し、繰り返す痛みや慢性症状につながります。

当院では、以下の施術を組み合わせ、患者さまの状態に応じて対応しています:

  • ハイボルト療法:神経の興奮抑制による痛みの軽減、可動域制限や動作痛に対してのアプローチ
  • インディバ:深部加温による血流促進と組織修復の補助
  • 加圧トレーニング(FAST TRAINER):低負荷での筋力アップ、成長ホルモン(組織修復ホルモン等)分泌の促進
  • 手技療法:可動域や筋膜へのアプローチ
  • 酸素ルーム・水素ガス吸入:血流や全身へのアプローチ。回復力の補助と抗酸化ケア

👉 当院で使用している機器について詳しくは → 物理療法機器の紹介


4️⃣ プランの視点|復帰までの明確な道筋

プランとは、「どのようなスケジュールで治療・リハビリ・復帰を進めるか」の計画全体を意味します。

✅ プランの問題例

  • 安静にしすぎて復帰が遅れる
  • 復帰を急ぎすぎた為に復帰後すぐの再負傷
  • 回復途中での過負荷

当院では、整形外科との連携を含めた正確な診断と治癒期間の把握に基づき、無理のない来院頻度やリハビリ計画、競技復帰までのスケジュール提案を行っています。

また、チームや学校の指導者と連携を取りながら、本人の目標に応じたサポートも可能です。


5️⃣ まとめ|神尾鍼灸整骨院の治療方針

「モノ・カラダ・プラン」という考え方は、神尾鍼灸整骨院がすべての施術において軸にしている基本方針です。

  • モノ:足元や道具の状態を整える
  • カラダ:身体機能・動き・姿勢の見直し
  • プラン:無理のない回復ステップを設計

これらを踏まえ、患者さまの「今の状態」と「目指すゴール」に応じた最適なアプローチを提案しています。

なお、相手との接触や不慮の転倒など、外的要因によるケガにおいても、処置から復帰までの各段階にこの考え方を応用し、トータルでサポートしています。