小学生の捻挫を甘く見ないで!再発を防ぐためのサポートとは
こんにちは、神尾鍼灸整骨院です
富士市で小学生の捻挫|見逃さないサポートで早期復帰を目指す神尾鍼灸整骨院
こんにちは、神尾鍼灸整骨院です
富士市でスポーツに特化した整骨院として、成長期のお子さまや学生アスリートを多くサポートしています。
特に富士市で小学生の捻挫は非常に多く、見た目より損傷が深いケースもあります。
放置すると再発や長引く痛みにつながることもあり、早期の確認とケアが大切です。
今回は、「見逃さないためのチェック」と「早期復帰を目指すサポート」についてご紹介します。
1. 小学生に多い足首のケガとは
サッカーやバスケットボールなど、動きの激しいスポーツをしている小学生に多いのが足首の捻挫です。
ジャンプや切り返し動作で足をひねり、靭帯に負担がかかってしまうことで起こります。
成長期の骨や靭帯はまだ柔らかいため、骨端線(成長線)付近を痛めることもあり、軽いケガに見えても内部で損傷が起きている場合があります。
こうした特徴を理解し、早めに状態を確認することが捻挫の早期回復につながります。

2. 軽視されやすい理由と放置の危険性
「レントゲンで骨に異常がなかったから大丈夫」「歩けるから軽い捻挫」と判断してしまうことは少なくありません。
しかし、スポーツ整形外科ではエコーやMRIを用いて、どの靭帯がどの程度負担を受けているか(例:前距腓靭帯のⅡ度損傷など)を詳しく確認することが一般的です。
近年の研究では、小児の足関節捻挫でレントゲンでは異常が見えなかった症例の中に、超音波検査で微細な骨や軟骨の損傷を確認できた例が報告されています(X線感度47%、エコー感度97%:Liら, J Orthop Surg Res, 2025)。
このように、成長期の骨や軟骨の損傷はレントゲンでは映りにくいことがあります。
適切なケアを行わずに運動を続けると、「慢性足関節不安定症(CAI)」と呼ばれる状態に移行することもあるため、早めの観察とサポートが重要です。
3. エコー観察による状態の確認
神尾鍼灸整骨院は、整骨院なので「診断」を行うことはできませんが、エコー(超音波画像観察)を用いて足首の状態を観察しています。
靭帯や骨のライン、腫れの有無、炎症の程度などを画像で確認し、どの動作で負担がかかっているかを評価します。
このような観察を行うことで、小学生の捻挫を見逃さず、適切なステップでケアを進めることができます。
また、症状や画像所見に応じて整形外科へのご紹介も行い、医療機関との連携を取りながら安全なサポートを行っています。

4. 神尾鍼灸整骨院でのサポート内容
当院では、まずエコーで患部の状態を確認し、損傷している組織や炎症の有無を把握します。
そのうえで、画像と触診の結果をもとに現状を丁寧に説明し、安静が必要な期間や今後の流れを共有します。
損傷の程度に応じて、超音波治療・ハイボルト・微弱電流など複数の物理療法から最適な方法を選択し、痛めた組織の回復をサポートします。
特にハイボルトは、動作時の痛みや可動域の拡大に使用でき、早期の競技復帰に向けた施術として活用しています。
急性期には、シーネ固定やキャスト固定を行い、靭帯や骨への過剰な負担を防ぐ場合もあります。
同時に、酸素ルームや水素ガス吸入を活用して体全体のコンディションを整え、早期から全身の回復環境をサポートします。
これらは急性期から安全に使用でき、体内への酸素供給や抗酸化サポートを目的としています。

さらに、当院では加圧トレーニングも段階的に取り入れています。
急性期であっても、患部に負担をかけない方法で実施することが可能で、
血流を一時的に制限して乳酸を蓄積させることで、成長ホルモン(組織修復を助けるホルモン)の分泌を促すことが知られています。
この仕組みを活かし、体の回復力を高める目的で、状態に合わせて積極的に行っています。
患部の安静を保ちながらも、全身の修復・再生を後押しできるよう、常に工夫を重ねています。


骨折や重度の靭帯損傷が疑われる場合には、速やかに整形外科へご紹介し、医師による専門的な処置へとつなげます。
また、運動再開時にはテーピングによる安定補助を行い、再発防止と安心して動ける環境づくりをサポートしています。
このように、当院では「状態の確認 → 状況説明 → 適応施術 → 固定・物理療法 → 全身ケア → リハビリ・再発予防」までを一貫した流れで行い、
競技復帰を見据えた総合的なサポートを提供しています。
5. ご家庭でできるセルフケアと予防法
- 無理に動かさず、安静を保つことを優先する
- ストレッチや足首まわりのバランス運動を、痛みのない範囲で少しずつ行う
- 靴のサイズやフィット感を定期的に見直す
冷却は行わず、体の回復力を妨げない範囲で、安静と軽い動きのバランスを取ることが大切です。
特に成長期は足のサイズが変わりやすいため、半年に一度の靴チェックをおすすめします。
6. まとめ|早期の確認が安心への第一歩
小学生の足首の捻挫は、見た目よりも内部に損傷があるケースもあり、放置すると再発や不安定性が残ることがあります。
レントゲンで異常がなくても、エコー観察によって見逃されやすい微小な変化を確認できることがあります。
神尾鍼灸整骨院では、評価・ケア・固定・酸素・水素・加圧トレーニング・再発予防まで一貫して行い、富士市の子どもたちが安全にスポーツを続けられるようサポートしています。
